断食道場のデメリット
断食道場のデメリットは、まず第一にお金がかかるということです。1日あたり1万円は当たり前で、1日2万円程度の料金もよくあります。もっと安いコースやカリキュラムもあるのですが、そうした所は施設が不潔だったり、ちゃんとした医師がついていなかったりと、ストレスやリスクも多くなります。また、そのような安い断食道場であっても1日5000円程度は必要となり、決して安い買い物とはいえません。
次に挙げられるデメリットは、通いにくいということです。最低でも3日間は仕事を休まないと通うことが出来ません。お盆安いやゴールデンウィークなどは休みを取りやすいかもしれませんが、こうした人々が休みを取れる時期というのは、当然断食道場の希望者も多くなっているため、予約が取れないことが多いです。あるいは、断食道場が参加者を絞るために料金を普段より高くしているということも多いです。
その他のデメリットとしては、倒れることがあるということです。指導のしっかりしている断食道場であればそれはありませんが、ごくまれに指導のしっかりしていない、医師がしっかり常駐していないというような断食道場の場合、参加者が倒れてしまうという話も聞きます。めったにないことではありますが、そうしたことも起こり得る、という意識は持っておいた方がいいでしょう。
また、人によってはダイエットのために断食道場に行ったのに、終わった後リバウンドしてしまったということもあります。これについては本人の意思の力が関わってくるので、断食道場のせいではないのですが、人によっては一時期の断食がかえってダイエットのリバウンドにつながってしまった、ということも考えられるでしょう。これもデメリットの一つと言えるかも知れません。
もっとも、断食道場の断食は普通の人が食べるのを我慢するというのとは違い、正しい復食まで指導してくれるので、リバウンドをすることは少ないです。少なくとも、独学で断食をするよりは遥かに少ないです。なので、これがデメリットになるかどうかは、その人の断食道場から帰った後の生活次第ということが出来るでしょう。
このように、断食道場にはいくつかのデメリットもありますが、基本的にはメリットの方が断然強いです。お金がかかるというのも、それだけのお金を出しても人々が通いたいと思うほどの効果があるということで、このデメリットを裏返せば、そのままメリットと言えます。なので、基本的にはいい場所と思っていいでしょう。